グラッシュビスタ
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価格表
グラッシュビスタとは
上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さを改善する外用薬です。
グラッシュビスタは、上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さを改善する外用薬です。ただし、発毛可能な毛包(もうほう)が存在しない場合には本来の効果が得られないことがあります。
グラッシュビスタは、睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)の患者に処方されます。睫毛貧毛症とは、まつ毛が不十分であったり、もの足りなかったりすることです。
グラッシュビスタの効果は?
日本人での臨床試験において、特発性睫毛貧毛症及びがん化学療法による睫毛貧毛症の成人患者にこの薬を4ヵ月間使用した結果、それぞれの患者において、評価スケール(GEA-J)*で1段階以上の改善が77.3%(68/88例)、及び88.9%(16/18例)の割合で認められました。(表1)
*日本人用画像数値化ガイド付き総合的まつ毛評価スケール:標準写真を参考に、医師が患者の上まつ毛の全般的な印象を4段階(1「低い」、2「普通」、 3「高い」、4「著しく高い」)で評価する基準
使用方法


- ご使用の前に
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グラッシュビスタは、夜、メイク落としと洗顔を済ませて清潔な状態にしてから使用します。コンタクトレンズは外してください。再装着は、本剤塗布15分以上経過後に行ってください。下まぶたに塗布したり、直接眼に点眼しないでください。


- ブラシの準備
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ブラシを容器から取り出します。ブラシの毛先には触らないようにしてください(必ず専用のブラシをお使いください)。
ブラシを水平に持ち、グラッシュビスタをブラシの毛先部分に1滴落として染み込ませます。


- まつ毛の生え際へブラシで塗る
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滴下後直ぐ、ブラシを使って、上まつ毛の生え際の部分を、目頭から目尻の方向へ丁寧に塗ります。下まつ毛には塗らないでください。塗る時に薬液が目の中に入らないよう、下まぶたにつかないようにお気をつけください。
塗布回数を増やしてもまつ毛の成長は促進されないので、1日1回を超えて塗布しないでください。


- 生え際以外についた液を拭き取る
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薬液が上まつ毛の生え際以外についた場合は、コットンやティッシュですぐに薬液をふき取るか、水で洗い流してください。


- ブラシを捨てる
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片方のまつ毛を塗り終えたら、その都度使用したブラシを捨てて、再使用しないでください。
片方を塗り終えたら、新しいブラシを容器から取り出し、もう片方の上まつ毛にも同じようにグラッシュビスタを塗ります。
注意事項
- 次の人は、この薬を使用することはできません。
過去にグラッシュビスタ®に含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある人 - 次の人は、慎重に使う必要があります。使い始める前に医師または薬剤師に伝えてください。
水晶体の無い人、眼内レンズを挿入している人
目の手術をした人 - この薬には併用を注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
- 妊婦または妊娠している可能性がある人は原則として使用を避けてください。
- 授乳中の婦人は使用を避けてください。やむを得ず使用する場合には授乳を中止してください(動物実験で母乳に移行することが報告されています)。
- 小児(15歳未満)に対する安全性は確立されていないので、なるべく使用を避けてください。
- 眼疾患または眼手術後で治療中の人は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
- 他の医師を受診する場合や、薬局などで他の薬を購入する場合は、必ずこの薬を使用していることを医師または薬剤師に伝えてください。
- 高齢の人には、使用された経験が少ないため慎重に使う必要があります。
- 男性に使用された経験は限られています。
リスク・副作用
- 使用中、メラニンの増加によるまぶたの黒ずみや、目の周りが多毛になることがありますが、塗布を中止すると元にもどる可能性があります。
- その他、まぶたのかゆみ・目がしみる・目のかゆみ・目の痛みなどの症状があらわれることがあります。