美容コラム
顔のしわは改善できる?しわができる3つの原因と対応策4選
顔のしわは、20代後半から30代にかけて現れ始めます。人によって顔のしわが目立つ場所は異なり、しわに関する悩みもさまざまです。
「鏡で顔を見るたびにしわが気になる」という人は、毎日のケアによって改善を目指しましょう。
本記事では、顔のしわができる原因としわの種類に触れながら、顔のしわを改善する対応策について解説します。しわ治療が受けられる美容クリニック情報も紹介するため、顔のしわに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
1.顔のしわに関係する3つの原因
顔のしわが目立つ主な理由は、以下の3つです。
- 肌の乾燥
- 紫外線による肌のダメージ
- 加齢による肌の老化
肌の乾燥や紫外線ダメージによる顔のしわは、年齢を問わず誰にでも現れる可能性があります。一方、加齢に伴う肌の老化によるしわは、40代~50代の女性に多い悩みです。
ここからは、3つの原因がどのような原理でしわの発生につながるのか、詳しく解説します。
1-1.乾燥:水分不足でキメが粗くなる
乾燥した肌は、皮脂量と水分量が不足している状態です。
肌が乾燥することで肌のキメが粗くなり、細かい小じわとなって顔に現れます。
肌の外側にある表皮は本来、細胞に水分を多く含んでいるため、ハリがあります。
しかし、保湿不足であったり摩擦などの刺激を受けたりすると、肌が乾燥してしわができやすい状態となります。
1-2.紫外線:ダメージが表出する
太陽光のひとつである紫外線は、真皮層に届くと細胞を破壊すると考えられています。
蓄積された紫外線によるダメージが表出することで、顔のしわ・たるみ・シミが目立ちやすくなります。
一時的に紫外線を浴びただけであれば、皮膚を元の状態に修復することは可能です。
ただし、紫外線を浴びる機会が多い場合、コラーゲンが減少し、肌の新陳代謝が低下します。蓄積された紫外線ダメージが多い人ほど、しわの数が多くなるでしょう。
1-3.加齢:肌のハリや弾力が低下する
肌のハリや弾力を維持するために必要な水分保持力は、年齢とともに低下します。
皮膚の一番奥にある皮下組織は、加齢による影響を受けやすい部分です。
肌の水分が減少することで、皮下組織にしわが生じます。
また、加齢によって女性ホルモンが減少することも、しわができる原因のひとつです。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、コラーゲンの生成を促し、肌のハリを保つ役割があります。閉経前後の5年間はエストロゲンの分泌が急激に低下するため、特にしわができやすくなる時期です。
2.顔のしわは3種類に分けられる
顔のしわは、できる場所や原因によって3種類に分けられます。
気になるしわへの対応策を探るために、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
顔にできるしわの種類は、以下の通りです。
- ・目元や口元に多い「乾燥じわ」
乾燥じわは、浅く細かくできることから「ちりめんじわ」「表皮じわ」と呼ばれることもあります。乾燥しやすい目元や口元にしわができることが多く、年齢を問わず誰にでも現れることが特徴です。
特に、目元はほかの部分に比べて皮膚が薄く、乾燥じわができやすいといえます。メイクのよれがきっかけで乾燥じわに気がつく人も多いでしょう。 - ・皮膚が深くたるむ「真皮じわ」
真皮じわは深く広い範囲で発生するため目立ちやすく、顔全体が老けた印象となることが特徴です。「ほうれい線」「マリオネットライン」も真皮じわのひとつであり、「たるみじわ」と呼ばれることもあります。
真皮じわは下まぶたや口元に現れることが多く、一度できると元の状態に戻すことは困難です。皮膚のたるみも起きている場合、しわがより際立って見えます。 - ・眉間や額にできる「表情じわ」
表情筋の動きが影響するしわに「表情じわ」があります。顔をしかめた表情や目を見開く表情など、表情の癖によっておでこや眉間、額にできるしわです。普段からよく笑う人であれば、目尻に「笑いじわ」ができやすくなります。
30代以降の人や日焼けしている人は、肌の乾燥や弾力不足が起こりやすく、しわの跡が消えにくくなるでしょう。
3.顔のしわを改善する対応策4選
顔にできてしまったしわを改善するためには、毎日のケアが大切です。 しわができる原因を取り除いたり不足しがちな潤いを美容成分で補ったりしながら、上手に対応しましょう。
ここからは、しわの予防やできたしわを目立たなくするための4つの対応策を紹介します。
3-1.保湿成分が優れた基礎化粧品に変える
しわの原因のひとつである乾燥から肌を守り、乾燥でできたしわを目立たなくするためには、保湿成分に優れた基礎化粧品を使用して毎日スキンケアを行う方法が効果的です。
特に乾燥が気になる部分は、乳液やクリームを重ね塗りして集中ケアを行いましょう。
基礎化粧品によるケアは気軽に試しやすい対応策ですが、効果が現れるまでには時間がかかります。効率よく肌質改善を目指すためには、配合成分に注目しながら、保湿力が高いスキンケア商品を選ぶことがポイントです。
基礎化粧品を購入する際は、以下の保湿成分が含まれている商品を選びましょう。
<保湿力が高い有効成分>
保湿成分 | 特徴 |
---|---|
セラミド |
|
コラーゲン |
|
ヒアルロン酸 |
|
3-2.季節を問わず紫外線を浴びないようにする
紫外線を浴びないようにすることで、しわ・たるみ・シミの予防ができます。
紫外線は年中降り注いでいるため、日差しが強い夏だけでなく、春や冬も紫外線対策が必要です。
生活紫外線とも呼ばれる紫外線A波は、雲や窓ガラスを通り抜けるという特徴があります。
曇り空の日や一日中室内で過ごす日も、紫外線ケアを意識的に行いましょう。
<紫外線対策の具体例>
- 日焼け止めクリームを塗る
- 帽子や日傘で日差しを遮る
- サングラスをかける
日焼け止めクリームは、汗をかいたり衣類と擦れたりすると落ちてしまいます。
また、外出時間によって効果的なSPF数値が異なるため、注意しましょう。
「日焼け止めクリームのこまめな塗り直し」「日焼け止めクリーム・帽子・日傘の併用」など、しわの予防には徹底した紫外線対策が大切です。
3-3.表情筋のエクササイズを取り入れる
表情筋エクササイズには、しわの予防やできたしわを目立たたなくする効果が期待できます。表情の癖を直すことはむずかしいため、口輪筋(口周りの筋肉)や眼輪筋(目の周りの筋肉)など、表情じわに影響する表情筋をバランスよく鍛えることがポイントです。
口周りのしわが気になるときは、以下のエクササイズを取り入れてみてください。
<口輪筋のエクササイズ>
- (1)口をすぼめたまま前に突き出し、元に戻す
- (2)歯を巻きこむように唇を中に入れる
- (3)2のまま口角が上がらないように口を真横に開き、3秒キープする
- (4)ゆっくり元に戻す
ただし、過剰な筋肉の収縮はしわの原因となる場合もあります。
表情筋エクササイズを行う際は、力を入れ過ぎないように注意しましょう。
3-4.美容クリニックのしわ治療を受ける
セルフケアによるしわの対応策には、限界があります。すでにできてしまったしわを目立たなくするためには、美容クリニックのしわ治療を受けることもひとつの方法です。
美容皮膚科クリニック「サクラアズクリニック」では、しわの種類ごとに効果的な治療を行っています。サクラアズクリニックで行っている主な「しわの治療方法」と「期待できる効果」は、以下の通りです。
しわの治療方法 | 期待できる効果 |
---|---|
ヒアルロン酸注入 | 皮下組織を押し上げる |
ボトックス注入 | 表情筋を抑制する |
レーザー治療 | 皮下組織を引き締める |
リフトアップ術 | 吸収糸によってフェイスラインを引き締める |
水光注射 | 皮膚に潤いとハリを与える |
しわへのアプローチ方法が豊富なサクラアズクリニックでは、しわの原因や種類に合わせた治療法を提案しています。
顔にできたしわに悩んでいる人は、まずは無料カウンセリングを利用してみてください。
まとめ
顔にできるしわの原因は、「乾燥」「紫外線」「加齢」の3つです。
また、しわには「乾燥じわ」「真皮じわ」「表情じわ」の3種類があります。
しわの予防やできたしわの改善には、原因と種類に合わせた対応策を意識することが大切です。保湿成分が優れた基礎化粧品でケアしたり、表情筋エクササイズを取り入れたりするなど、日々の丁寧なケアが必要となります。
すでにできた顔のしわには、しわ治療もおすすめです。
しわ治療に興味がある人は、治療方法が豊富な「サクラアズクリニック」を受診してみましょう。