美容コラム
ハイフ(HIFU)とは?気になる効果やメリット・デメリットまで徹底解説!
「最近鏡を見るとたるみが気になる…」
「以前よりあご下に脂肪がついた…」なんて悩むことはないでしょうか?
頬のたるみやしわ、二重あごなど、顔の変化に悩まされることは歳を重ねるごとに増えていきます。そんな顔のたるみを解決するのがハイフ(HIFU)という超音波治療法です。
ハイフは超音波の熱エネルギーにより、肌のより深いところへアプローチする施術です。また、皮膚を切らずにリフトアップなどの美容効果が期待できます。
今回は、ハイフの仕組みから期待できる効果、持続期間やメリット・デメリットなど、わかりやすく徹底的に解説します。痛みや副作用の有無など、ハイフに関してよくある質問にも回答しているため、ハイフ(HIFU)のたるみ治療を受けたいと考えている人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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目次
1.ハイフ(HIFU)とは?
ハイフ(HIFU)とは、高密度の超音波エネルギーを皮膚の深層(SMAS筋膜)へピンポイントに照射し、たるみの引き締め効果が期待できる施術です。正式名称を高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)といいます。
ハイフは超音波によって施術するため、メスを使う外科手術のように肌を直接傷つけることなく、気になる箇所を引き締めることができます。しわを引き上げる、顔のリフトアップ・フェイスリフトにアプローチできる新たな方法として、多くの女性から人気を集めています。
1-1.たるみの原因とハイフ(HIFU)の仕組み
肌は、外側から表皮・真皮・皮下組織・SMAS筋膜・表情筋と、何層にも分かれています。さまざまにある層の中でも、肌の奥にあるSMAS筋膜がゆるむことによって、皮膚のたるみは生じると考えられています。
<SMAS筋膜とは>
とはいえ、SMAS筋膜は肌の比較的深い層にあるため、普段のお手入れではなかなかケアすることができません。
その点、ハイフから発出される超音波は、SMAS筋膜へピンポイントにアプローチすることが可能です。
①皮膚の深層部(SMAS筋膜)に超音波を照射
②熱作用により組織内部のコラーゲンが縮む
③熱ダメージを受けた皮膚組織が再生するとき、新しいコラーゲンが生成される
この流れがハイフ(HIFU)の仕組みです。
肌の土台とも言われるSMAS筋膜を引き締めることで、肌の表面に現れるしわやたるみを目立たなくし、顔全体がリフトアップしたかのような印象を与えることができます。
1-2.ハイフ(HIFU)と他の照射治療との違い
ハイフとほかの施術には、働きかける肌層の深さに大きな違いがあります。
同じ照射治療としてはハイフ(HIFU)の他に、光治療(レーザー)、RF治療(ラジオ波)などがあります。IPLやサーマクールが代表的な治療法です。一般的なたるみ治療に使われる機器は、表皮層や真皮層、深くても皮下組織(脂肪層)までが主なターゲットです。真皮や皮下組織を収縮させることで、肌を引き締めることを狙いとしています。
しかし、ハイフは表皮や真皮、皮下組織よりもさらに深いSMAS筋膜へアプローチできる施術です。筋肉に近いSMAS筋膜層まで作用することにより、肌を引き締めるとともに引き上げる効果が期待できます。
このように、肌の深層までアプローチできる点が、ハイフとほかの施術との違いです。
2.ハイフ(HIFU)で期待できる3つの効果
超音波のエネルギーを肌の深い部分まで届けられるハイフには、肌の引き締め、引き上げ効果以外にも、さまざまな効果が期待できます。
ハイフで期待できる効果は、大きく分けて3つあります。
|ハイフ(HIFU)で期待できる3つの効果|
- 1.二重あごなどのたるみを改善し、リフトアップして小顔に
- 2.しわやほうれい線は目立ちにくく、弾力のある肌へ
- 3.お腹周りや二の腕など体に照射してダイエット効果も
以上3つです。それぞれの効果について詳しく解説します。
効果1.二重あごなどのたるみを改善し、リフトアップして小顔に
ハイフ(HIFU)には顔のたるみを改善し、フェイスラインを引き上げる効果があります。
皮膚は外側から、表皮・真皮・皮下組織・SMAS筋膜・表情筋と、何層にも分かれており、皮下組織よりも深い場所にあるSMAS筋膜というコラーゲンでできた層があります。加齢によってSMAS筋膜が緩むと皮膚を支えきれなくなり、たるみの原因につながります。
smas筋膜に、直接熱ダメージを与えることでコラーゲンが縮み、肌が引き締まります。
これまでの治療法は、皮膚の深層部にダメージを与える為にメスを使った治療法でしかアプローチできませんでしたが、ハイフの登場により切らずに直接smas筋膜へアプローチが可能になり、より高いリフトアップ効果が得られるようになりました。
また、ピンポイントで照射することにより、表皮や周りの組織にダメージを与えず、当てたい部分にのみ強い熱エネルギーを与えられるのです。
効果2.しわやほうれい線は目立ちにくく、弾力のある肌へ
ハイフ(HIFU)は、皮膚の真皮層に熱エネルギーを加えることでコラーゲン繊維が収縮し、肌全体が引き締まります。
目元や口元などの小じわを改善するとともに、このときダメージを受けた組織が修復しようと、新しいコラーゲンやエラスチンといった美肌成分を再生・増殖することにより、肌の弾力やハリツヤなどの美肌効果も望めます。
さらに、施術直後から約3ヶ月は皮膚の内部で美容成分が生成され続け、その期間ゆっくりと肌が引き上がっていきます。
効果3.お腹周りや二の腕など体に照射してダイエット効果も
ハイフ(HIFU)にはリフトアップ効果や肌質改善の他に、痩身効果も期待できます。生肉を焼くと縮むのと同じように、熱エネルギーでSMAS筋膜を凝縮させます。
脂肪が気になる部位に超音波を照射することで、脂肪細胞が破壊され、やがて老廃物として体外に排出されます。
老廃物が排出されるのに2~3週間かかるとされており、徐々にボリュームダウンしていくのを実感できます。お腹、ウエスト、二の腕、首など様々な部位の部分痩せが可能です。
このように、肌やフェイスラインに対する効果だけでなく、ボディや組織内のコラーゲンにも働きかける効果がハイフ(HIFU)にはあります。
ハイフを使った施術を受ければ、さまざまな美容の悩みが解消へ近づくでしょう。
3.ハイフ(HIFU)による効果の継続期間
ハイフによる効果の持続期間は、半年~1年間が一般的です。
また、ハイフの施術直後から必ず効果が現れるわけではありません。
施術後すぐに効果を感じられる人もいますが、多くの人は施術を受けた1~2か月後に肌の変化を感じます。
ハイフによる施術効果を継続させたい場合は、半年に1回程度の間隔で治療を受ける方法がおすすめです。
ただし、効果の発現性や持続性には個人差があるため、担当医と肌の状態を相談しつつ、施術のスケジュールを決めるとよいでしょう。
なお、ハイフの施術は基本的に3か月の間隔を必要とします。あまり短いスパンで施術を受けられないことは覚えておきましょう。
4.ハイフ(HIFU)はこんな方におすすめ
ハイフ(HIFU)はさまざまな引き締め効果や美肌効果が期待でき、ダウンタイムもほとんどなく、痛みも少ないことから人気のある施術ですが、すべての人が同じような効果を実感できるとは限りません。
施術をおすすめできる方と効果があまり感じられない方(おすすめできない方)の違いについて見ていきましょう。
|ハイフ(HIFU)をおすすめできる方|
- ・額のたるみ・しわが気になる
- ・目尻や目元の小じわが目立つようになった
- ・ほうれい線やマリオネットラインが濃くなった
- ・フェイスラインを持ちあげたい
- ・アゴ下の脂肪や首のしわを解消したい
- ・メスを使用した施術に抵抗がある
- ・ダウンタイムを極力短くしたい
年齢を重ねるとともに気になってくる、肌の「しわ・たるみ」に効果的なハイフ(HIFU)は顔のほとんどのパーツに施術可能です。また、超音波を使った治療法なので肌に傷がつくこともありません。メスを使う美容施術や、手術痕などが心配な方にもおすすめできる施術です。
対して、効果があまり感じられない方(おすすめできない方)にはどんな特徴があるのでしょうか。
以下を見ていきましょう。
|ハイフ(HIFU)をおすすめできない方(効果があまり感じられない方)|
- ・アトピー性皮膚炎など肌に異常をお持ちの方
- ・皮膚のたるみがかなり進行している方
- ・年齢が若い方(皮膚のたるみが少ない方)
- ・皮下脂肪が少ない方
- ・継続的に施術を受けられない方
- ・痛みに極端に弱い方
ハイフ(HIFU)は、超音波を利用し熱収縮を起こす施術になるので、肌に直接傷がついたりすることはありませんが、その熱エネルギーによって痛みを伴ったり、炎症を起こしてしまう可能性があります。
そのため、肌になにかしらの疾患やトラブルをお持ちの方や、痛みに極端に弱い方にはおすすめできません。
また、皮膚が大きくたるんでしまっている方には、本来の効果を実感できない場合があります。反対に、年齢が若く肌にハリがある方や、皮下脂肪が少ない方はかえって痩せこけて見える可能性があるのでおすすめできません。
定期的に施術を受けることができない方にも同様におすすめできません。というのも、ハイフ(HIFU)は一度の施術で半永久的な効果が得られるわけではないからです。生きている間、時が経つにつれて肌の老化も進み、新たなしわやたるみが気になってくるでしょう。
ハイフ(HIFU)の効果をキープするためには、継続的に施術を受ける必要があります。
5.ハイフ(HIFU)の施術の流れ
当院のハイフ(HIFU)の施術は以下の流れで行います。
1.無料カウンセリング
患者様のお悩みやご希望の部位をお伺いするため、しっかりとカウンセリングを行います。施術後の満足度に関わる大切な時間ですので、施術の流れや注意点などもご納得いただけるまで丁寧にご説明いたします。分からないことがあれば何でもご質問ください。
2.メイクオフ
顔に照射する場合、メイクをしてきている方は、クレンジングでしっかりとメイクを落とします。ノーメイクの場合でも、洗顔して皮脂や汚れを落とした清潔な状態にします。
3.施術(照射)
施術箇所にジェルを塗布し、皮膚の深い層から順に超音波を照射します。痛みが強い場合は、照射パワーを調整いたしますので遠慮せずにお申し付けください。
4.アフターケア
ジェルを拭き取り、冷やしたり肌を休めたりしてクールダウンします。最後に保湿をして施術終了です。
メスを使わない施術の為、ダウンタイムが少なく、施術を受けたその日からメイクをしていただけます。
施術による熱で肌が乾燥しやすくなるので、紫外線対策をし、保湿を十分に行ってください。また、患部を強く擦らないようにご注意ください。
3ヵ月~半年を目安に次の受診をご検討ください。治療後にかさぶたが生じることがありますが、時間の経過とともに治まります。
6.代表的なハイフ機器の比較表
ウルトラセルQ+ | ウルセラ | ダブロ | ソノクイーン | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 4種類のカートリッジがついていて、より細やかな打ち方が可能。 | ハイフの中でも一番熱エネルギーが強い。 | 広範囲照射で痛みを感じにくい。 | 肌への痛みを抑えた施術が可能。 |
効果 | ○ | ◎ | △ | △ |
痛み | ・肌に赤みやほてりが出る場合がある | ・熱量が大きい分、痛みも強い | ・熱エネルギーが分散され、痛みが少ない | ・痛みが少ない分、効果の持続期間は短い |
ハイフ(HIFU)には他にもいくつか種類があり、機器によってそれぞれ打ち方や効果、痛みの度合い、持続期間、価格が異なります。クリニックによって扱っている機種が違うため、まずは自身の望む効果に合った機器を取り扱っているかを調べましょう。
今回比較した機器はハイフ(HIFU)の種類の中でも一部のものになり、それぞれの効果や痛みも個人差があるため、あくまで目安になります。施術結果の満足度を上げるためにも、事前に問い合わせやカウンセリングで納得いくまで相談することが大切です。
7.ハイフ(HIFU)のメリット
リフトアップ効果が期待できる治療法はたくさんありますが、その中でもハイフ(HIFU)だからこそのメリットを詳しくご紹介します。
1.肌への負担が少ない
ハイフ(HIFU)は、超音波の熱によって皮下組織を引き締めることができる施術なので、メスや針を一切使用しません。また、狙った筋層に集中的に照射することができ、ショット数や出力を調整することもできるので、肌への負担や痛みを軽減することが可能なのです。
肌に傷をつけることがないため、ダウンタイムもほとんどなく、施術時間も短いので、忙しい方や美容医療が初めての方でも気軽に受けられる治療法です。
2.部分痩せが可能
ハイフ(HIFU)には、たるみ改善の他に痩身効果もあります。一般的な美容エステなどで脂肪細胞を減らすことはできますが、ハイフの場合は、超音波の熱エネルギーで脂肪細胞を破壊することが可能です。そのため、リバウンドしにくいこともおすすめする理由の1つです。
細胞自体の数を減らし、太りにくい身体を目指せるため、リバウンドを繰り返したくない方や部分的に痩せたい方にもおすすめの施術です。
3.比較的早く効果を実感できる
ハイフ(HIFU)は他の治療法と比べて、比較的早く効果を実感できます。個人差はありますが、早い人だと術後直後から効果を実感できる方もいます。遅くても術後一ヶ月以内には、リフトアップの効果を実感できる方も多いでしょう。
たるみを改善したい部位や層に効率よくアプローチできることが、短期間で効果を実感できる理由なのです。一度の施術でも効果が期待できる施術なので、気軽に受けやすい、継続しやすいなどのメリットもあります。
8.ハイフ(HIFU)のデメリット
メリットがたくさんあるハイフ(HIFU)ですが、もちろんデメリットもありますので紹介していきます。
1.施術中に痛みがある
ハイフ(HIFU)の施術中は強い痛みはないものの、超音波の熱エネルギーで熱さを感じたり、皮膚の深層に照射するため痛みを伴う場合があります。
照射パワーや当てる箇所によっても痛みの感じ方は変わりますが、骨に近い部分への照射は、響くような鈍痛を感じる場合があります。
そのため、当てる部位によっては出力や照射パワーを調整するなど、痛みを軽減しながら施術いたします。痛みに極端に弱い方には麻酔を使用するなどして、極力痛みを抑えた方法で施術が受けられます。
2.一時的に肌が乾燥しやすくなる
ハイフ(HIFU)の施術後は、熱エネルギーの影響で、皮膚が一時的に日焼けしたような状態になります。
肌のバリア機能が低下することにより、普段よりも肌トラブルが起きやすくなったり、乾燥しやすくなってしまうのです。
そのため、紫外線対策や保湿ケアをしっかりと行うことが大切です。
9.ハイフ(HIFU)は効果がない?施術を受ける際の注意点
ハイフ(HIFU)は、超音波の熱エネルギーをSMAS筋膜に直接アプローチすることで、美肌効果や引き締め効果が期待できる施術方法になります。
それなのに、一体どういう理由で効果があらわれなかったのでしょうか?施術を受けたにも関わらず、効果がなかった方の情報を元に、それぞれの理由についてまとめました。
|エステハイフは効果が薄い|
ハイフ(HIFU)は医療として行われているものの他にも、エステサロンで行われているものがあります。
まず大きな違いとして、医療ハイフは医療機関で医療従事者が施術をするのに対し、エステハイフでは医療資格を持たないスタッフが施術を担当します。
そのためエステハイフでは、医療行為にあたらない出力を制限された機器しか使用できないことから、十分な効果が得られないことが考えられます。
|施術者の技術不足|
例えば医療機関以外の場所で行うハイフでは、医療資格を持たないスタッフが担当するので、体の仕組みなどを熟知した医療従事者と比べると、知識や技術不足なことが考えられます。
一方、医療ハイフはエステハイフとは違い、万が一の場合も適切な処置ができる、人体に詳しい医師が施術を行うため、安心して受けることができます。
サクラアズクリニックでは、体の仕組みに詳しい医師が、こだわりのオーダーメイド照射で効果を最大限に引き出すことが可能です。
|施術回数が少ない|
ハイフ(HIFU)は一回でも効果を実感しやすい施術ではありますが、一回きりでは十分な効果を得られない可能性があります。
それは、皮膚のたるみやしわなどの老化を完全に止めることはできないからです。また、最初の施術から長期間空くことによって、引き締めた部分が戻ってしまったり、新たなたるみが生まれることが原因として考えられます。
個人差もありますが、一般的な持続期間は半年~長くても1年になるので、3ヵ月~半年以内に再度照射し、さらに継続的に施術を受けることで、より効果を持続できるでしょう。
10.ハイフ(HIFU)の副作用
施術後、稀に副作用が起こる可能性があります。実際に起こった際、適切な処置ができるようしっかり確認しておきましょう。
赤み、腫れ
施術後に赤みや腫れが発生する場合があります。とくに脂肪が多い部分に起こりやすいようですが、通常、時間が経てば元の皮膚の状態に戻ります。
また、患部にほてりを感じることがありますが、その場合はしっかりと保湿を行い、冷やしましょう。また施術直後は、激しい運動や飲酒、入浴を控えましょう。
水ぶくれ
骨に近い部分に照射した際、骨に反射した超音波でマイクロバブルが発生し、稀に水ぶくれが発生する場合があります。
こちらも通常、時間が経てば元の皮膚の状態に戻るので、患部に触れないよう注意しましょう。
万が一破れてしまった際は、しっかりと消毒をして患部を清潔に保ちましょう。
しびれ
非常に稀なケースですが、出力が強すぎた際などにしびれが発生する場合があります。通常、数カ月ほどで症状は落ち着きますが、これらの症状や違和感を感じた場合、すぐにクリニックに相談してください。
11.ハイフ(HIFU)を受けられない方
切らずにリフトアップや部分痩せが期待できるハイフ(HIFU)ですが、おすすめできない方(効果をあまり感じられない方)のほかに、施術自体を受けられない方もいます。以下の項目に一つでも当てはまる方は施術を受けることができません。
- ・妊娠初期や妊娠中、授乳中の方
- ・金属系の糸やプレートを入れている方
- ・金属アレルギー(特に金及びステンレス)の方
- ・ペースメーカー等医療機器を体内に埋め込んでいる方
- ・糖尿病、自己免疫疾患、てんかん、心臓疾患や血管系疾患をお持ちの方
- ・アレルギーやケロイド体質など肌状態が芳しくない方
- ・ヘルペスや皮膚炎を患っている方
上記以外にも、過去に大きな病気を患った経験や投薬中、現在治療中のそのほかの疾患などがあれば事前に担当医師に相談しておきましょう。
12.ハイフ(HIFU)を受けた後の注意点
基本的に普段通りの生活で問題はありませんが、ハイフ(HIFU)に限らず、肌治療を受けた後はバリア機能が低下しデリケートになっています。
そのため、以下の行為は避けた方が無難でしょう。
- ・患部を強く擦る
- ・アルコールの過剰摂取
- ・汗をかくような激しい運動
- ・長時間の入浴
施術直後の患部への強い刺激や、過度な血行促進は、かえって腫れや赤みなどの症状を悪化させるリスクがあります。
また、ハイフの熱エネルギーによる影響で、一時的に肌が乾燥しやすくなっています。肌が弱っている状態なので、強い日差しを受けると色素沈着を引き起こす原因にもなります。
術後一カ月間は特に保湿ケアや紫外線対策を徹底して、ダメージから肌を守りましょう。
13.ハイフ(HIFU)施術後の経過(ダウンタイム)
施術当日 | 数日後 | 1週間~1カ月 | ~3カ月 | |
---|---|---|---|---|
症状 | 患部にほてりや軽い痛みが発生する場合がある。 | 腫れや赤みなどの副作用が起こる場合がある。 | 副作用などが治まり元の肌状態に戻る。 | 効果を最も実感しやすい時期。 |
注意点 | ・患部への強い刺激 ・過度な血行促進 |
・保湿ケアや紫外線対策 |
上記以外にも症状や違和感など気になる点があれば、すぐに施術を受けたクリニックに連絡しましょう。
また、約3カ月~半年を目安に2回目の施術を受けると、よりハリのある弾力肌が維持できるでしょう。
14.ハイフ(HIFU)を受ける回数
顔のリフトアップからボディのたるみ、肌質まで改善できるハイフ(HIFU)は、一回の治療でももちろん効果を発揮しますが、継続的に受けることでより効果を感じられます。
施術によってキレイになった肌の状態や、フェイスラインを保ちたい方は定期的に治療を受けましょう。
たるみの程度や肌質などそれぞれなので個人差はありますが、最低でも5回以上は治療を受け続けた方が良いでしょう。
なお、具体的な施術間隔や回数は担当医師に相談しましょう。サクラアズクリニックでは患者様一人ひとりに寄り添い、一番最適なプランをご提案いたします。
15.ハイフ(HIFU)の効果を高める!他施術との組み合わせ
ハイフ(HIFU)は他の施術と併用することで相乗効果が期待できます。
例えばヒアルロン酸注射との組み合わせがおすすめです。言うなれば、ヒアルロン酸は足し算、ハイフは引き算の役割を担うことで、より効果を感じることができるのです。
頬やこめかみ、額などボリュームが減っている部分にはヒアルロン酸を打ち、目の下やアゴなどのたるんでいる部分にはハイフの熱エネルギーを照射します。
二つの施術を組み合わせることでバランスのとれたボリュームに調整でき、より自然な若々しい印象を与えるでしょう。
16.ハイフ(HIFU)に関する質問【Q&A】
ハイフに興味は持っていても、痛みやリスクがあるのか気になり、施術に踏み切れない人もいるでしょう。
ここからは、痛みやダウンタイムなど、ハイフに関しての疑問にQ&A方式で回答します。ハイフの施術に不安や不明点がある方は、ここから紹介するQ&Aの内容を確認してみてください。
16-1.Q:ニキビやアトピー肌の人でも施術できる?
A:それぞれの症状の程度によります。顔中に広がっているなど肌状態がよくない場合は施術できない可能性があります。
ハイフとは別の施術が適している場合もあります。まずはクリニックにご相談ください。
16-2.Q:妊娠中だけど顔だけでも施術を受けることは可能?
A:妊娠中、授乳中、妊娠の可能性がある方は顔だけでも施術を受けることはできません。
ホルモンバランスなどの影響から、効果を十分に感じられない可能性があるのも禁止にしている一つの理由です。
16-3.Q:結婚式などの大事な日の前日に施術を受けても大丈夫?
A:基本的に大切な日などの前日に施術することは避けましょう。
ダウンタイムがほとんどなく、施術当日からメイクもできるハイフですが、稀に副作用が起こる場合があります。
また、一番効果を発揮するタイミングは術後1カ月が経った頃になるので、大切な日に一番素敵な姿で迎えられるよう、スケジュールを組んで施術を受けるのがベストでしょう。
16-4.Q:ハイフの施術時は痛みがある?
A:ハイフは超音波による熱エネルギーを照射するため、熱くなる感覚や違和感、痛みを感じる場合があります。
とはいえ、基本的には施術を受ける人が痛みを感じないように、弱いパワーから始めて出力を調節するため、過度な不安を抱く必要はありません。
また、ハイフの施術時間は15~30分程度であり、比較的短時間で完了します。
痛みに敏感な人は施術前に担当医と相談し、不安を解消しておくとよいでしょう。
16-5.Q:ハイフのダウンタイムはどれくらい?
A:ハイフは、メスなど外科手術を伴わない施術であるため、ダウンタイムがほとんどありません。
ダウンタイムとは、施術後に肌が元の状態に戻るまでの時間を指します。 美容医療の中には数週間や数か月のダウンタイムを要する施術もありますが、ハイフは施術後に洗顔・メイクをして帰宅できるケースがほとんどです。
16-6.Q:ハイフには副作用がある?
A:超音波による熱エネルギーの照射により、半日程度肌にほてり感が残ったり、施術後の肌に赤みが出たりする場合があります。いずれも数日程度で解消される症状です。
また、ハイフの施術を受けたあとの肌は水分が不足しており、非常に乾燥しやすい状態です。乾燥から肌を守るために、いつもよりも入念に保湿してください。
16-7.Q:病院とエステのハイフは一緒?
A:美容クリニックなどの医療用ハイフと、エステ用・美容用ハイフでは、出力が異なります。
もともとハイフは、病気の治療にも使用されることのある機械です。施術時は慎重に出力を調整する必要があり、安全面にも十分に配慮しなければなりません。
そのため、エステサロンでハイフの施術を受けるときには注意が必要です。
なお、美容医療クリニックや美容外科などの医療機関では、国家資格を持つ医師や看護師がハイフの施術を担当するため、万が一トラブルが起こっても対処することが可能です。
17.ハイフ(HIFU)の施術は美容クリニックがおすすめ!
ハイフ(HIFU)の効果や安全性を重視する場合は、美容クリニックで施術を受けることを選択肢に入れましょう。
サクラアズクリニックでは、ウルトラセルQ+を使用したハイフ施術を行っています。
ウルトラセルQ+は、3つのカートリッジを使用し、3層にアプローチできることが魅力です。顔のリフトアップやたるみ、しわに関する悩みにアプローチできるほか、ダイエットによる痩身をサポートする効果も期待できます。
また、オーダーメイド照射により、気になる部分へ集中的に施術することも可能です。
カウンセリングや相談は無料で受け付けており、当サイトの「無料カウンセリング予約」や「無料メール相談」からお気軽にお問い合わせいただけます。
ハイフの治療に興味を持っている人は、まずは一度ご相談ください。
18.まとめ
ハイフ(HIFU)は、高密度の超音波を照射することで、肌のリフトアップやたるみにアプローチする施術です。引き締めや引き上げのほか、痩身を目的に施術を受ける人もいます。
そのため、肌のたるみやしわが気になっている人、若々しくありたい人に、ハイフの施術は適しているといえます。
ただし、ハイフ施術後のダウンタイムはほぼありませんが、多少の痛みや赤みが生じる恐れがあることも理解しておきましょう。
サクラアズクリニックでは、ハイフ施術にも対応しています。患者様のお悩みに寄り添った治療を心がけているため、まずは一度ご相談ください。
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