美容コラム
自然癒着法のデメリットとは？埋没法との違いからリスクまで詳しく紹介！
近年、メスを使わずに行うプチ整形の需要が高まり、誰でも気軽に受けられることから美容整形がより身近なものになりました。
そんなプチ整形の中でも特に人気なのが“切らない二重整形”です。
今回は韓国でも人気の高い術式「自然癒着法」（韓国式二重整形）について、埋没法との違いやデメリットまで詳しく解説していきます。
これから自然癒着法の施術を検討している方は参考にしてみてください。
✓自然癒着法（韓国式二重整形）とは
✓埋没法との違い
✓デメリット
1.韓国式！自然癒着法とは
自然癒着法は、美容大国・韓国ではメジャーな術式のため「韓国式二重整形」とも呼ばれます。
眼瞼挙筋というまぶたを持ち上げる筋肉とまぶたの皮膚を癒着させて、綺麗な二重ラインをつくる二重形成術です。
埋没法と同様にメスを使わない施術のため、切開法よりも痛みが少なくダウンタイムが短いのもポイントの1つです。
では具体的に自然癒着法と埋没法にはどんな違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
1-1.二重埋没法との違い
埋没法
埋没法とは、まぶたの皮膚とまぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋を医療用の糸で結んで二重まぶたと同じ構造をつくる術式です。
まぶたに糸を通して点で留め、食い込ませることで自然な二重ラインが生まれます。
メスを使わないため痛みも少なく、傷跡も残らないため周りに知られたくない方にもおすすめです。
自然癒着法（韓国式二重整形）
自然癒着法とは、基本的に埋没法と手法は同じですが、まぶたに糸を通す過程で穴から少量の皮下組織を切除して組織同士の癒着を促します。
そしてまぶたを点ではなく複雑で連続的な線で留めます。埋没法を二重のラインに沿って横並びに複数行うイメージです。
こうすることで埋没法よりも癒着しやすく、二重が取れにくいため韓国では主流の術式になりつつあります。
まとめると自然癒着法は、埋没法の痛みが少ない手法で切開法のくっきりとした二重ラインが手に入る、埋没法と切開法のメリットを兼ね備えた二重術と言えるでしょう。
2.自然癒着法のデメリット
埋没法と切開法の良いとこどりな韓国発の自然癒着法ですが、実はデメリットも存在します。
自然癒着法が気になっていた方や検討中の方は、リスクもしっかりと確認した上で手術に臨みましょう。
稀に糸がとれることがある
自然癒着法は、施術の過程で皮下組織を切除したりまぶたを連続的な線で留めることで、組織同士をしっかりと癒着させるため「半永久的な効果」などと謳われていますが、稀に糸が取れて二重ラインが消えてしまう場合があります。
あくまで埋没法が基準となる手法のため、時間が経ち糸が緩んでしまったり、加齢とともにまぶたが垂れ下がる、目を必要以上に擦るなどが原因で糸が取れる可能性が100％ないとは言い切れません。
眼瞼下垂の症状がある方には向いていない
自然癒着法は眼瞼下垂の症状がある方や、まぶたにたるみや脂肪が多くある方には向いていません。
まぶたに厚みがあると糸がうまく埋没せず癒着しにくいため、綺麗な二重ラインをつくることが難しく、結果糸が取れやすい原因にもつながってしまいます。
そういったまぶたの場合、切開法での施術が適している可能性があります。
副作用・ダウンタイムがある
自然癒着法はメスを使わない手法のため切開法ほど長いものではありませんが、多少のダウンタイムが発生します。
症状としては痛み、赤み、腫れ、むくみ、内出血、ひきつれ感などが起こる可能性があります。
またまぶたが腫れることで二重ラインが不自然に見えることがありますが、2週間前後で自然と馴染んでいくので術後しばらくは様子を見ましょう。
施術を受けられるクリニックが限られている
自然癒着法は韓国ではメジャーな手法ではあるものの、日本では施術を受けられるクリニックがまだ少ないのが現状です。
当院では自然癒着法の2点留め、4点留め、6点留めをご用意しております。
中でも6点留めは留めている数が多いためまぶたがしっかり固定され、糸も取れにくくよりくっきりとした自然な二重ラインをつくることができます。
無料カウンセリングも受け付けているため、自然癒着法を受けるか迷っている方はぜひ一度当院にご相談ください。
3.埋没後に糸が取れてしまった再手術に
まぶたが分厚い、時間が経って糸が緩んだ、施術を担当した医師の技術不足など原因はさまざまですが、埋没手術を行った後に糸が取れてしまった方もいます。
まぶたの脂肪量やたるみなどの関係で予定の期間よりも早く糸が取れてしまった場合は、埋没法で再手術してもまたすぐに取れてしまう可能性が高いため、以前までは切開法しか選択肢がありませんでした。
しかし自然癒着法が新たな再手術の選択肢として加わったことで、より長く二重を維持することが可能になり、切開に抵抗がある方も別の方法で再手術できるようになりました。
自然癒着法ではまぶたに多少脂肪がある方でも、糸を通す過程で皮下組織を切除し、糸を複雑に線留めすることで、埋没法よりも強力でより良い結果が得られる可能性が高いのです。
4.自然癒着法に関するよくある質問
埋没法と切開法のあいだをとった韓国で人気の自然癒着法に関する質問をまとめました。
自然癒着法を受けてみたいけど不安がある方はここで悩みを解消していきましょう。
Q1：施術中に痛みはある？
A：局所麻酔の際にチクっとした痛みがありますが、施術中は麻酔が効いているため痛みはありません。
術後に腫れや引きつり感など多少の違和感を感じる場合があります。
Q2：入浴やメイクはいつからできる？
A：入浴と目元以外のメイクは翌日から、目元のメイクは１週間後から可能です。
手術当日は入浴を控えシャワーのみにしましょう。また術後１週間は熱いお湯につかるなどの血流を促進する行為は避けてください。
Q3：術直後から綺麗な二重になる？
A：術後は腫れの影響で二重ラインが不自然に見える場合があります。
切開を行わないためダウンタイムは比較的短いものの、術直後は多少の腫れや食い込みでオーダーした二重デザインよりも幅が広く見える場合があります。
２週間ほど経つと自然と馴染んできて綺麗な二重ラインになりますのでご安心ください。
Q4：傷跡は目立つ？
A：糸を通す過程で皮下組織を切除するので、切開線の傷痕が残る心配はありません。
脱脂の際は極小の穴を二重ライン上につくるため、ほとんど目立ちません。
Q5：腫れぼったいまぶたでも二重になる？
A：自然癒着法で二重にできる可能性があります。
どれほどの厚みかにもよりますが、自然癒着法では施術の過程で余分な脂肪を切除するため、多少腫れぼったいまぶたでも綺麗な二重ラインをつくることができます。
埋没法が取れてしまったまぶたや切開法に抵抗がある方も自然癒着法で解決できるかもしれません。
もちろん個人差がありますのでまずはクリニックにご相談ください。
Q6：自然癒着法はなぜ二重が取れにくいの？
A：まぶたに糸を通すだけでなく、まぶたの余分な脂肪を切除することで組織同士が癒着しやすいためです。
組織同士が癒着するとまぶたを持ち上げる時の糸への負担が減り、結果糸が取れにくく二重が長持ちするのです。
5.まとめ
韓国で主流の自然癒着法は、従来の埋没法からさらに糸が取れにくくなり、くっきりとした自然な二重ラインがつくれる、いわば埋没法と切開法のメリットを組み合わせたような手法になります。
切開はしないためダウンタイムは短く、手軽に受けられるのも人気の理由の１つです。
徐々に日本でも注目を集めている自然癒着法は当院でも施術することが可能です。
まずは無料カウンセリングからお気軽にご相談ください。患者様の目元に合ったデザイン、手法で理想の二重ラインをサクラアズクリニックで叶えましょう。
