二重埋没法

二重埋没法とは

切らずに目元の印象を変える二重術

二重埋没法とは皮膚の内側に髪の毛よりも細い糸を通し、まぶたの皮膚と筋肉を結ぶことで二重ラインを形成する二重術の1つです。

メスを使わず短時間で二重をつくることができ、手軽に行えることから人気の高い施術です。切開せずに行える治療のため、痛みやダウンタイムも少なく、周りに変化を知られたくない方やメスを使った施術に抵抗のある方にもおすすめです。

一重を二重にするだけでなく、奥二重の二重幅をひろげたり左右差を修正したりとナチュラルな仕上がりにも適しています。また軽度の眼瞼下垂であれば症状が緩和される場合があります。

二重埋没法はこんな方におすすめです

• 手軽に二重になりたい方
• 黒目を大きく見せたい方
• メスを入れる治療に抵抗がある方
• まぶたの厚みをすっきり見せたい方
• 周りに知られず二重にしたい方
• 二重の左右差が気になる方
• 二重の幅を広げたい方
• 軽度の眼瞼下垂の方
• ダウンタイムを短くしたい方
• 自然な二重を希望する方

二重埋没法で得られる主な効果

当院の二重埋没法が選ばれる3つの理由

メスを使わず短時間で完了

二重埋没法は皮膚を切開せず、糸で二重のラインを形成する施術です。施術時間は約10〜20分と短く、当日から日常生活に戻れます。メスを使わないため傷跡が残る心配もなく、周りに気付かれにくいのが特徴です。手軽に理想の二重を手に入れたい方に最適です。

ダウンタイムが短い

二重埋没法は切開法に比べてダウンタイムが非常に短いのが特徴です。腫れや内出血も最小限で、多くの方が数日〜1週間程度で日常生活に戻れます。メイクも翌日から可能なので、お仕事やプライベートで忙しい方にも選ばれている施術です。

豊富なデザインバリエーション

二重埋没法では、末広型、平行型、MIX型、奥二重など、様々な二重デザインを実現できます。患者様一人一人の骨格や目の形、なりたい印象に合わせて最適なデザインをご提案いたします。自然な仕上がりからぱっちりとした華やかな目元まで、理想の二重を実現します。

まぶたの構造の違い

一重まぶたの構造

眼瞼挙筋が瞼板にしかくっついておらず、目を開いても瞼板しか持ち上がらないためまぶたが折りたたまれない

二重まぶたの構造

眼瞼挙筋が枝分かれして瞼板や眼輪筋にくっついているため、目を開くと筋肉も持ち上げられ皮膚がたたまれることで二重がつくられる

二重埋没法はこの二重まぶたに近い構造を作る施術方法です。まぶたの皮膚と瞼板や眼瞼挙筋を内側から糸で結ぶことにより自然な二重ラインを形成することが可能です。

眼瞼下垂症について

眼瞼下垂症とは

眼瞼下垂症とはまぶたにたるみが生じて開眼時でも黒目に皮膚がかぶさり見にくくなる症状のことです。上まぶたを上げる筋力が落ちたりすることが原因で加齢とともに進行していきます。以下の項目に当てはまる方は眼瞼下垂症の可能性があります。

• 目を最大に開いても視界が狭い・見えにくい
• まぶたが重く、おでこにシワが入っている
• 「眠そうな顔をしている」と言われる
• 左右で目の大きさが違う

眼瞼下垂症の重症度

眼瞼下垂症の重症度は瞳の中心からまぶたのフチまでの距離で判断し、3段階に分けることができます。軽度であれば二重埋没法で症状が改善される場合もあります。まぶたを引き上げることにより黒目が大きく見えるため目力アップも期待できます。

目を大きく開けると黒目の上に白目が見える

黒目にはかかるが瞳孔にはかぶさっていない

眉を使って開眼し、瞳孔の一部が隠れている

眉だけが上がり瞳孔が半分以上隠れている

二重埋没法の術式

二重埋没法には「瞼板法（けんばんほう）」と「挙筋法（きょきんほう）」という2つの術式があります。術式によって上まぶたを糸で留める組織が異なります。

瞼板法

まぶたの皮膚と結膜の裏にある瞼板（軟骨）を結びつける方法です。まぶたの裏側に糸が露出するため、稀に角膜に傷がつくリスクがあります。

挙筋法

まぶたの皮膚と挙筋を直接結びつける方法です。瞼板法よりも糸に余裕を持たせて結ぶため、ダウンタイムが短い傾向にあります。

埋没法でつくれる二重ライン

メスを使わず施術時間も約10分ほどで二重になれる埋没法ですが、手軽にもかかわらず目元の印象を大きく変えることができます。より自然な二重からパッチリとした華やかな仕上がりまで自身のなりたい雰囲気に合わせて最終的なデザインを決めていきます。

末広型二重

・日本人に多い自然な二重
・ナチュラルな目元に
・蒙古ヒダが張ってる方におすすめ

平行型二重

・幅の広い二重
・ぱっちりとした目元に
・蒙古ひだが張っていない方におすすめ

MIX型二重

・末広型と平行型の間の二重
・幅が広すぎず大人っぽい目元に

奥二重

・幅が一番狭い二重
・スッキリ目力のある目元に
・ダウンタイムが短い

埋没法が適していないまぶた

糸を使って二重のラインを形成する埋没法ですが、蒙古ヒダが大きい方やまぶたにある脂肪が多い、または皮膚がかなり分厚い場合、埋没法だけでは二重のラインをつくることが難しい場合があります。

• アイプチ等をしても二重が安定しない、または作れないほどの分厚いまぶた
• 蒙古ひだが大きい（平行型の二重を希望する場合）
• 加齢で上まぶたの皮膚がたるんで伸びてきてしまっている状態
• 過去に埋没法をして取れた・すぐに糸が緩んだ経験がある
• 幅の広いくっきりとした平行型二重を希望する場合
• まぶたの縦の開きがかなり悪く、視界が狭い・見にくい（重度の眼瞼下垂）

韓国式自然癒着法とは

韓国式自然癒着法は韓国でも人気の高い施術方法で、いわゆる切開法と埋没法のメリットを兼ね備えた二重術です。埋没法よりも持続力が高く切開法のようにくっきりとした二重が手に入ります。

基本的な施術の流れは埋没法と同じですが、その過程で小さな穴から筋肉や余分な脂肪などを除去し、より密接に組織同士を繋ぐことで癒着させます。そのため従来の埋没法と比べると持続力が高く切開はしないためダウンタイムは埋没法と大きく変わらないというメリットがあります。

当院では2点留め・4点留め・6点留めとありますが中でも6点留めは留めている数が多いことでまぶたを支える力が分散され、糸が切れにくくより自然でくっきりとした二重ラインをつくることが可能です。またデザインの自由度も高く理想の二重ラインを手に入れることができます。

ダウンタイム

★☆☆☆☆

持続性

★★★★★

バレにくさ

★★★★★

デザイン性

★★★★★

まぶたの厚い方

★★★★★

埋没法と切開法の比較

埋没法

糸でまぶたを固定し二重のラインをつくる

切開法

まぶたをメスで切開し二重のラインをつくる

二重埋没法の施術の流れ

1. カウンセリング

入念なカウンセリングを行い、患者様の希望やまぶたの状態を確認しながら、理想の二重デザインを決定します。骨格や目の形に合わせて最適なデザインをご提案いたします。

2. 麻酔

局所麻酔を行います。極細の針を使用し、痛みを最小限に抑えます。麻酔が効いていることを確認してから施術に進みます。

3. 施術

デザインに沿ってまぶたの皮膚と筋肉を糸で結びます。施術時間は約10〜20分程度です。メスを使わないため、施術後すぐにご帰宅いただけます。

4. アフターケア

術後は腫れを最小限に抑えるため、患部を冷やします。メイクは翌日から可能です。最終的な仕上がりは1〜2週間程度で完成します。

二重埋没法のダウンタイムと経過

二重埋没法はダウンタイムが短いのが特徴です。

• 腫れ：術後2〜3日がピークで、1週間程度で治まります
• 内出血：個人差はありますが、1〜2週間で治まります
• メイク：翌日から可能(目元以外は当日から可)
• コンタクト：翌日から可能
• 完成：1〜2週間程度で最終的な仕上がりに

二重埋没法の注意事項

【以下に該当する方は治療を受けることが出来ません】

• 妊娠中・授乳中の方
• 目元に重度の皮膚疾患がある方
• ケロイド体質の方
• 重度の眼瞼下垂の方
• 未成年の方(保護者の同意書が必要)

二重埋没法のQ&A