美容コラム
顔のたるみの原因と簡単エクササイズ!リフトアップで若々しい印象へ
顔のたるみは、多くの女性が抱えている悩みです。加齢が進むとともに肌の保湿力や筋力は低減し、放っておくとたるみが目立ってきてしまいます。顔のたるみを抑えるためには、たるみの原因を知り、適切に対処することが大切です。
本記事では、顔がたるむ原因を解説するとともに、顔のたるみを目立たなくする簡単エクササイズを紹介します。日々の生活習慣から改善し、リフトアップによる若々しい印象を目指しましょう。
1.顔のたるみが発生する4つの原因
多くの女性にとって、顔のたるみは悩みの種のひとつです。頬や額にたるみが生じると、年齢以上に老けて見えてしまいますが、「年を取ったから仕方がない」と諦めている方もいるでしょう。
実は、顔がたるむ原因は老化以外にも要因があり、日々のケアで見た目年齢を改善することが可能です。ここからは、顔のたるみの原因を解説します。
1-1.肌が乾燥している
顔のたるみの原因のひとつは、肌の乾燥です。肌のハリは皮下組織の水分が大きく関わっており、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンといった繊維が乾燥すると、肌の弾力性が失われてしまいます。
そのため、日頃から肌に潤いを与えてあげることはとても重要です。保湿成分を含んだ美容液やクリーム、化粧水などを使用すると、乾燥しがちな肌に潤いを補給できます。肌の乾燥が気になるときは、ヒアルロン酸やセラミドなどが配合されたスキンケア用品を選ぶとよいでしょう。
1-2.食事の栄養バランスが偏っている
顔のたるみは、毎日の食事による影響も受けます。食事の栄養バランスが偏っていると、人間の身体は必要な栄養素を十分に摂取することができません。栄養バランスの偏りは肌環境の悪化につながり、たるみの原因となります。
顔のたるみが気になる方は、コラーゲンやヒアルロン酸のもととなるタンパク質を中心に、野菜や主食などのバランスが整った食事を取りましょう。肌に必要な栄養素を摂取することで、たるみの軽減効果が期待できると言われています。
1-3.質のよい睡眠が取れていない
睡眠不足などの生活習慣の乱れは、顔にたるみが生じる原因のひとつです。人間の身体は、睡眠を取っている間に、肌細胞のターンオーバーを行います。質のよい睡眠が取れていない状態が続けば、十分な成長ホルモンが分泌されず、肌細胞の産生に支障をきたします。
そのため、顔のたるみを抑えたい場合は、十分な睡眠を確保することが重要です。成長ホルモンの分泌がピークを向かえる22時~2時に熟睡すると、高品質な睡眠時間を確保でき、肌のターンオーバーをケアできるでしょう。
1-4.顔の筋肉が衰えている
顔には、表情筋と呼ばれる無数の筋肉が存在します。表情筋の衰えは、顔にたるみが生じる原因のひとつです。加齢で表情筋が衰えると筋線維が緩み、顔のたるみにつながります。
口を動かす口輪筋・頬にある大頬骨筋を正しく使うことで、顔にある筋肉に刺激を与え、たるみの目立たない表情に近付くことができます。
ただし、むやみに顔を動かすことは逆にほうれい線やシワの原因となりかねません。顔のエクササイズやマッサージを行う際は、正しい方法で実施しましょう。
2.顔のたるみを目立たなくする簡単エクササイズ
ここからは、顔のたるみを目立たなくする簡単なエクササイズを紹介します。
顔の筋肉をしっかりと動かすと筋力アップを図ることができ、顔全体を引き締めることが可能です。たるみ対策はこまめなケアの積み重ねが大切であるため、日々の生活の中で少しずつ実践してください。
2-1.パッチリ目を目指す「上まぶたストレッチ」
目の周りにある眼輪筋が衰えると上まぶたが垂れ下がり、たるみの原因となりかねません。目は、顔の印象を大きく左右します。パッチリ目へアプローチする上まぶたストレッチを行って、明るい印象の顔を目指しましょう。
上まぶたストレッチは、下記の流れで行います。
①まぶた付近の力を抜いた状態で、目を閉じる。
②まぶた付近の筋肉を意識しながら、強めに目を閉じる。
③3~5秒ほど目に力を入れた状態を保つ。
④力を抜き、ゆっくりと目を開ける。
上まぶたストレッチを行うと、上まぶた付近の筋肉をほぐすことが可能です。
ただし、ストレッチを行う際は、眉間やおでこにシワを作らないように気をつけてください。シワを作る動きを繰り返すと、シワが定着する恐れがあります。
2-2.目の下のたるみを引き締める「舌出し運動」
目の下のたるみが気になるときは、舌を使ったトレーニングがおすすめです。舌を出して引っ込めるという動きを繰り返すことで、目の下を含めたフェイスラインを引き締めることができます。
意識して筋肉を動かし、ハリのある目元・スッキリとしたフェイスラインを実現しましょう。
舌出し運動は、下記の流れで行います。
①胸の前で両手を合わせる。このとき、背筋を伸ばし、ひじは横に出す。
②舌を上に突き出して戻す運動を20回繰り返す。
③舌を出したまま、視線だけを上に向ける。
④舌を戻し、下まぶただけを動かすよう意識して薄目にする。
⑤薄目の状態を3秒保つ。
⑥手と目の力を抜き、元の状態に戻す。
舌出し運動のポイントは、舌を意識してしっかりと動かすことです。首と顎に力を入れて舌を動かしつつも、力んで肩が上がらないよう注意してください。
2-3.口元の表情筋を鍛える「表情筋トレーニング」
顔のたるみが原因で生じるほうれい線は、口元でもっとも気になる部分ではないでしょうか。表情筋トレーニングを行うと、口周りの口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋すべてにアプローチすることが可能です。ハリのある口元を作り、若々しい第一印象を目指しましょう。
表情筋トレーニングは、下記の流れで行います。
①口を「せ」と発音する形にして大きく開け、口角を上げる。
②そのまま3秒保ち、元に戻す。
③口をすぼめて前に出し、戻しながら唇を口の内側に入れ込む。
④歯を巻き込んだ状態で、口角を上げないよう口を横に開く。
⑤そのまま3秒保ち、元に戻す。
⑥左目を閉じ、口の左側の口角を引き上げる。
⑦頬を意識しながら3秒保ち、元に戻す。
⑧右側も同様に行う。
「表情筋トレーニング」を行うことで口周りの表情筋がほぐされ、筋肉に刺激を与えることができます。表情筋を鍛えることができれば、ほうれい線のたるみが目立ちにくい口元に近付けるでしょう。
3.顔のたるみは美容クリニックで治療できる!
顔のたるみは、日頃のスキンケアや食生活、エクササイズなどで軽減することができます。しかし、毎日仕事や家事を行う中で、たるみ対策のエクササイズを続けることは困難です。また、エクササイズでは効果を実感するまでに時間がかかるというデメリットもあります。
短時間で顔のたるみをケアしたいときは、美容クリニックに相談してみましょう。
サクラアズクリニックは、美容皮膚科専門のクリニックです。サクラアズクリニックの医師・スタッフはすべて女性で構成されており、たるみをはじめとするエイジングケアに総合的にアプローチできます。事前カウンセリングは無料のため、「たるみを解消できるのか問診してほしい」「たるみに効果的な治療法を知りたい」という場合でも気軽に相談可能です。
顔のたるみに悩んでいる方は、美容クリニックの受診も検討してみてください。
まとめ
肌の乾燥や食事の栄養バランス、睡眠不足などの影響を受け、顔のたるみが発生することがあります。日頃から入念に肌を保湿し、バランスのよい食事や睡眠時間の確保を心がけることが大切です。
また、顔の筋肉の衰えも、顔のたるみの原因となります。本記事で紹介した、顔の筋肉を鍛える簡単エクササイズをぜひ取り入れてみてください。
顔のたるみがどうしても気になる場合は、美容クリニックの施術を受けることもひとつの手段です。サクラアズクリニックでは顔のたるみ治療も行っているため、まずは無料のカウンセリングを受けてみましょう。