美容コラム
サブシジョン(クレーター治療)を皮膚科専門医のもとで受けたほうが良い理由【福岡・天神】
「ニキビ跡のクレーターが、レーザーやダーマペンを続けても変わらない」
「凹みが深くて、化粧下地でも隠しきれない」
「いろいろ試したけれど、この凹凸だけはどうにもならない」
ニキビ跡のクレーター(陥没した瘢痕)は、シミやくすみと違い、
肌表面だけへのアプローチでは変化を感じにくいことがあります。
その理由は、クレーターの中でも「ローリング型」と呼ばれるタイプには、
肌の内部で皮膚を下に引っ張っている「癒着」が関係しているため
です。
この癒着に対してアプローチする治療が「サブシジョン」です。
ただし、サブシジョンは肌の内部で操作を行う治療のため、
皮膚の構造(層・血管・神経の走行)を理解したうえで行う必要がある治療でもあります。
クレーターができる仕組み、サブシジョンとは何か、なぜ皮膚科専門医のもとで受けることが大切なのか、肌育注射との併用、費用の目安までを分かりやすく解説します。
サクラアズクリニック天神院では、
皮膚科専門医である伊東院長が、ニキビ跡のタイプを鑑別したうえで治療をご提案しています。
「クレーターだけがどうしても改善しない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
サブシジョンを検討する前に知るべき3つの基礎知識
まずは、サブシジョンを検討する際に知っておきたい3つの基礎知識を紹介します。
1. ニキビ跡のクレーターには種類がある

ニキビ跡のクレーター(陥没瘢痕)は、見た目が似ていても、いくつかのタイプに分かれます。
代表的なものとして、以下の3タイプがあります。
| タイプ | 特徴 | アプローチの方向性 |
|---|---|---|
| ローリング型 | ゆるやかな凹み。皮膚が内部で引っ張られている | 内部の癒着へのアプローチ(サブシジョン等) |
| ボックス型 | 縁がはっきりした四角い凹み | 肌の再構築を促す治療など |
| アイスピック型 | 細く深い凹み | 深さに応じた個別のアプローチ |
このうち、ローリング型は、肌の内部で瘢痕組織が皮膚を下に引っ張っている「癒着」が凹みの原因になっています。
表面をなめらかにする治療だけでは、この内部の引っ張りが残るため、変化を感じにくいことがあります。
実際には複数のタイプが混在していることも多く、まずはどのタイプのクレーターなのかを見極めることが大切です。
2. サブシジョンは「内部の癒着」を切り離す治療
サブシジョンは、皮膚の下に細い器具を挿入し、クレーターを下に引っ張っている線維性の癒着を切り離す治療です。
癒着が解放されることで、下に引っ張られていた皮膚が持ち上がり、凹みがなだらかになることを目指します。
さらに、切り離した部分に体の回復反応が起こり、コラーゲンの生成が促されることも期待されます。
表面を削ったり、点状に刺激を与えたりする治療とは異なり、凹みの「原因」である内部の癒着に直接アプローチする点が特徴です。
そのため、ローリング型のように内部の引っ張りが関係するクレーターに対して、選択肢になる治療です。
3. サブシジョンは肌の内部で操作を行う治療
サブシジョンは、肌の表面だけを扱う治療ではなく、皮膚の下に器具を入れて操作を行う治療です。
顔には、血管や神経が層をなして走行しています。
そのため、どの深さで、どの層にアプローチするかを見極める必要があります。
深さや操作が適切でない場合、内出血やしこり、凹凸の変化などが起こる可能性があります。
だからこそ、サブシジョンは「機器があればできる」というものではなく、診断と施術の両面で、皮膚の知識が重要になる治療だといえます。
なぜサブシジョンは皮膚科専門医のもとで受けたほうが良いのか
ここが、この記事の中心となるテーマです。
サブシジョンを検討するうえで、「どこで受けるか」「誰が診るか」は、仕上がりや安全性に関わる大切な要素です。
その理由を、4つの観点から解説します。
1. 「クレーターのタイプの鑑別」が治療の出発点になる
サブシジョンが向いているのは、主に内部の癒着が関係するローリング型のクレーターです。
一方で、ボックス型やアイスピック型が中心の場合、サブシジョン単独では変化を感じにくいことがあります。
また、クレーターだと思っていた凹凸が、実は毛穴の開きや別の要因だったというケースもあります。
つまり、サブシジョンの効果は、「そもそも、このクレーターにサブシジョンが向いているか」を正しく鑑別できるかに大きく左右されます。
皮膚科専門医は、皮膚の状態や瘢痕のタイプを診断することを専門的に学んでいます。
治療を始める前に、クレーターのタイプを見極め、サブシジョンが適しているかを判断することが、後悔を避ける第一歩になります。
2. 皮膚の「層」と「解剖」への理解が求められる
前述の通り、サブシジョンは皮膚の下に器具を入れて、癒着を切り離す治療です。
顔には、血管や神経が層をなして走行しており、部位によってその深さや位置が異なります。
どの層にアプローチするか、どの深さで操作するかを見極めることは、仕上がりと安全性の両面に関わります。
皮膚の構造や解剖への理解は、皮膚科をはじめとする医学的な知識の土台となる部分です。
サブシジョンのように内部で操作を行う治療では、この土台があるかどうかが重要になります。
3. リスクや合併症への対応を含めて考えられる
サブシジョンでは、内出血、腫れ、しこり(一時的な硬結)、痛み、色素沈着などが起こる場合があります。
これらは多くの場合、経過とともに落ち着いていきますが、経過の見極めや、必要に応じた対応が大切になります。
治療のメリットだけでなく、起こり得るリスクや、その際の対応まで含めて説明し、経過を診ていける体制があるかどうかは、安心して治療を受けるうえで重要です。
皮膚科専門医のもとであれば、肌トラブルや経過の変化についても、皮膚の視点から相談しやすくなります。
4. クレーターに合わせて治療を組み合わせられる
クレーター治療は、サブシジョン単独で完結するとは限りません。
内部の癒着にはサブシジョン、肌の再生には肌育注射というように、クレーターの状態に応じて複数の治療を組み合わせることが一般的です。
どの治療を、どの順番で、どう組み合わせるかを設計するには、それぞれの治療の特徴と肌の状態への理解が必要です。
複数の選択肢の中から、そのクレーターに必要な組み合わせを提案できることも、専門的に肌を診る医師のもとで受けるメリットの1つです。
サブシジョンと肌育注射(ジュベルック等)の併用

サクラアズクリニック天神院では、サブシジョンと肌育注射(ジュベルック等)を組み合わせた治療をご提案することがあります。
なぜ併用するのか
サブシジョンは、クレーターを下に引っ張っている癒着を切り離し、凹みを持ち上げることを目指す治療です。
一方で、切り離したあとの空間に、肌の再生を促す成分を届けることで、凹みが戻りにくい状態を目指すという考え方があります。
肌育注射(ジュベルック等)は、コラーゲンの生成を促すことが期待される製剤です。
サブシジョンで癒着を解放し、肌育注射で土台の再生を促す——この2つを組み合わせることで、それぞれ単独で行うよりも、クレーターに対して総合的にアプローチしやすくなると考えられます。
組み合わせは肌の状態によって変わる
ただし、すべての方に併用が必要なわけではありません。
クレーターのタイプや深さ、範囲、肌の状態によって、サブシジョン単独が良い場合や、他の治療を組み合わせた方が良い場合があります。
どの組み合わせが適しているかは、診察で確認します。
サブシジョンで後悔しやすい5つの原因
続いて、サブシジョンを受ける際に後悔しやすい原因を5つ紹介します。
1. クレーターのタイプを鑑別せずに受けてしまう
1つ目の原因は、「クレーターのタイプを鑑別せずに受けてしまう」ことです。
サブシジョンが向いているのは、主に内部の癒着が関係するローリング型です。
タイプを見極めずに受けると、期待していた変化を感じにくいことがあります。
まずは診察で、自分のクレーターのタイプを確認することが大切です。
2. 1回で完了すると思ってしまう
2つ目の原因は、「1回で完了すると思ってしまう」ことです。
クレーターの深さや範囲によっては、複数回の治療を重ねることがあります。
想定される回数や経過の目安を、事前に確認しておきましょう。
3. ダウンタイムを確認せずに受けてしまう
3つ目の原因は、「ダウンタイムを確認せずに受けてしまう」ことです。
サブシジョンでは、内出血や腫れ、一時的なしこりが出る場合があります。
内出血は数日〜2週間ほど続くこともあるため、大切な予定の直前は避け、余裕を持って予約することが大切です。
4. 併用治療やアフターケアを考えずに受けてしまう
4つ目の原因は、「併用治療やアフターケアを考えずに受けてしまう」ことです。
クレーター治療は、サブシジョン単独より、肌育注射などとの組み合わせが検討されることがあります。
また、治療後の紫外線対策やスキンケアも、経過に関わります。
治療単体ではなく、組み合わせや、その後のケアまで含めて相談できるかを確認しましょう。
5. 料金の総額を確認していない
5つ目の原因は、「料金の総額を確認していない」ことです。
サブシジョンは、範囲や回数、併用治療によって費用が変わります。
1か所・1回の料金だけでなく、想定される総額を確認しておきましょう。
サブシジョンのセルフチェック

以下に当てはまる方は、サブシジョンが選択肢になる可能性があります。
- 頬などに、ゆるやかな凹み(クレーター)がある
- レーザーやダーマペンを続けても、凹みが変わりにくい
- 皮膚を横に引っ張ると、凹みが浅くなる
- 光の当たり方で、凹凸の影が目立つ
- 化粧下地でも凹みを隠しきれない
- ニキビ跡の凹凸に、長年悩んでいる
「皮膚を横に引っ張ると凹みが浅くなる」場合、内部の癒着が関係するローリング型の可能性
があり、サブシジョンが向いていることがあります。
ただし、これはあくまで目安です。
クレーターのタイプは、診察で見極める必要があります。
自己判断だけで治療を決めると、タイプに合わない治療を選んでしまうことがあります。まずは診察で確認しましょう。
費用・ダウンタイムの目安
サクラアズクリニック天神院のサブシジョン料金
料金は税込表記です。
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| サブシジョン(モニター限定)1cm×1cm | 9,800円 |
サブシジョンは、治療する範囲によって費用が変わります。
また、肌育注射(ジュベルック等)を併用する場合は、別途費用がかかります。
※モニター価格には、写真掲載範囲や審査条件などがある場合が多いため、あらかじめ詳細を確認しておきましょう。総額については、カウンセリング時にご確認ください。
ダウンタイムの目安
| 症状 | 経過の目安 |
|---|---|
| 内出血 | 数日〜2週間程度 |
| 腫れ・赤み | 数日程度 |
| しこり(一時的な硬結) | 数週間程度で落ち着くことが多い |
| メイク | 医師の指示に従って再開(基本的に翌日から可能) |
※症状の程度や経過には個人差があります。
内出血が出ることがあるため、大切なイベントの直前は避け、余裕を持ってご予約いただくことをおすすめします。
サブシジョンに関するよくある質問
福岡・天神でクレーター治療を相談したい方にサクラアズクリニック天神院がおすすめできる3つの理由

福岡・天神でクレーター治療を相談したい方には、サクラアズクリニック天神院でのカウンセリングがおすすめです。
おすすめできる3つの理由は以下の通りです。
- 皮膚科専門医である伊東院長が、クレーターのタイプを鑑別したうえで治療を提案する
- サブシジョンと肌育注射(ジュベルック等)を組み合わせ、クレーターに総合的にアプローチできる
- リスクや経過も含めて、皮膚の視点から相談できる
クレーター治療は、そもそもどのタイプのニキビ跡なのかを見極めることが出発点になります。
そのうえで、内部の癒着にアプローチするサブシジョンが向いているのか、他の治療や組み合わせが良いのかを判断することが大切です。
「クレーターだけがどうしても改善しない」という方は、まずは診察でタイプを確認してみてください。
まとめ|サブシジョンは「タイプの鑑別」と「皮膚への理解」が結果を左右する
ニキビ跡のクレーターは、タイプによって適した治療が異なります。
なかでもローリング型は、肌の内部で皮膚を引っ張っている癒着が原因になっており、表面へのアプローチだけでは変化を感じにくいことがあります。
サブシジョンは、この内部の癒着を切り離し、凹みを持ち上げることを目指す治療です。
ただし、肌の内部で操作を行うため、クレーターのタイプの鑑別と、皮膚の構造への理解が、結果と安全性を左右します。
だからこそ、サブシジョンは、肌を専門的に診る皮膚科専門医のもとで、タイプを見極めたうえで受けることが大切です。
サクラアズクリニック天神院では、皮膚科専門医である伊東院長が、クレーターのタイプを鑑別したうえで、サブシジョンや肌育注射(ジュベルック等)との組み合わせをご提案しています。
「長年、クレーターだけが改善しない」とお悩みの方は、まずはカウンセリングで相談してみてくださいね。
監修
サクラアズクリニック天神院 院長 伊東慶子
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 日本臨床皮膚科学会 会員
- 日本発汗学会 会員
- 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会 会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- 日本乾癬学会 会員
※肌育注射で使用する「ジュベルック」等の製剤は、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を取得していない医薬品です。当院では医師の責任のもと、海外メーカーより適法に輸入したものを使用しております。同種・同効の国内承認医薬品はありません。
