ヘアラインのアートメイクとは？メリットやデメリット、施術内容を徹底解説

注目度が急上昇中のアートメイク。アートメイクといえば眉やリップ、アイラインの施術が一般的ではないでしょうか？通常のメイクと違って、いつまでも理想的な眉やリップが維持されるアートメイクは女性だけに限らず男性にも人気の美容施術です。

眉やリップの施術だけでなく、ヘアラインのアートメイクがあるのはご存じでしょうか？ヘアラインのアートメイクは生え際が気になる方や小顔になりたい方におすすめです。

この記事ではヘアラインのアートメイクについて、効果や施術内容を分かりやすく説明していきます。ヘアラインの悩みを持たれている方は是非参考にしてください！

ヘアラインのアートメイクと聞いてもピンと来ない方が多いのではないでしょうか？眉やリップのアートメイクならば、「落ちないメイク」というイメージを持たれている方もおられそうですね。

アートメイクとは専用の医療針で皮膚に傷をつけ、表皮に色素を注入する美容施術です。表皮に色素が入り込むため、汗をかいても、強くこすっても色素は落ちません。

メイク時間の短縮や、メイク崩れの心配がないことで人気のアートメイクですが、ヘアラインのアートメイクの目的はなんでしょうか？

ヘアラインのアートメイクの目的は、ヘアラインをキレイに整えることや、毛量が薄くなってきた部分に対し施術を行うことで悩みを持つ方のコンプレックスを解消することにあります。

施術方法は通常のアートメイクとほぼ同じで、専用針を使い、気になるヘアライン部分に色素を注入していきます。頭皮に色素が入ることで髪の毛があるように見えるのでヘアラインの薄毛が気にならなくなるでしょう。

以前のアートメイク技術は塗るようなイメージでしたが、技術が進んだ現在では、一本一本の髪の毛をイメージしながら色素を注入します。髪の毛の流れに沿って色素を入れていくので自然な仕上がりが特徴です。

アートメイクをタトゥーと同じように考える方もおられますが、色素を注入する皮膚の深さが違います。タトゥーは表皮よりも深い真皮に傷をつけて色素を入れていくため、永久に色素が抜けることはありません。

アートメイクは浅い表皮に色素を入れるため、肌がターンオーバーを繰り返すことにより自然に色素が抜けていきます。色素が抜ける期間は個人差がありますが、大体2～3年で色素が抜けてもとに戻ります。

タトゥーを入れると永久で、アートメイクは数年間の維持という大きな違いがあります。永久でないため、数年に一度リタッチ（デザインの変更や修正）を行う必要がありますが、年齢を重ねることでヘアラインが変わったとしても再度デザインを修正することができるのは強みの一つでしょう。

アートメイクは髪の毛を植えつける植毛とは違います。色素を髪の毛のように注入することでヘアラインをキレイに見せる美容施術です。

眉やリップのアートメイクと同じで、汗をかいたとしても、洗顔をしても落ちることはありません。仕上がりが自然なため、見た目がすっきりします。

ヘアラインアートメイクをおすすめしたい方たちの特徴をご紹介していきましょう。

2-1.ヘアラインの薄毛でお悩みの方

2-2.おでこが広く、小顔になりたい方

2-3.若々しさを取り戻したい方

ヘアラインのアートメイクはメリットが多く、悩みを持たれている方はすぐにでも検討するべきだと思いますが、デメリットを知っておくことは重要でしょう。

◆アートメイク施術後にヘアラインが後退すると不自然に見える

アートメイクを行うことでヘアラインがボリュームアップしたように見えますが、ヘアラインが後退してしまうと不自然に見えてしまう場合があります。

◆一度施術を行うと除去が難しい

アートメイクは一度施術を行ってから色素が抜けるまでの除去がとても大変です。施術した時よりもコストがかかってしまう場合もあるので、やり直しが簡単に出来る施術で無いことを理解しておきましょう。

また、ヘアカラーを大きく変えた場合、アートメイク部分の色が違って見えてしまうので不自然に見えてしまいます。アートメイク部分の色素は自然に抜け切るまで変更は出来ませんので注意が必要です。

◆永久的な施術ではない

アートメイクはタトゥーと違い永久的な効果はありません。個人差もありますが2～3年で色素は抜けてしまいます。1～2年おきにリタッチが必要になるため費用がかかるデメリットはありますが、後退が進むこともあるので状況に合わせられるメリットもあります。

また、初めてアートメイクの施術を受ける方は、一度の施術では色素が馴染まず、定着しないことがあります。初めては2回以上の施術が必要になるでしょう。

◆痛みやかゆみがある

ヘアラインのアートメイクは、眉やリップのアートメイクの比べて痛みが強いと言われています。施術中の痛みはたいしたことがないですが、施術後はおでこがズキズキするという声もあります。

また、施術箇所がかゆくなる方もおられます。これには個人差があるので、我慢できない場合はクリニックに相談しましょう。

◆ダウンタイムがある

アートメイクにはダウンタイムが必ずあります。医療針で傷つけた部分が回復することと、注入した色素が馴染む期間のことで、1週間前後は担当者の指示は守るようにしましょう。

ダウンタイム中は、保湿を行い、施術部分を強くこすらず、日焼けに注意し、激しい運動や飲酒は控えましょう。特にかさぶたを無理にはがすのは避けてください。

自然に治りますので、指示されたアフターケアを徹底して守ってください。ダウンタイム中の行動に気をつけることでキレイな仕上がりが期待できます！

眉やリップは大きさが大体同じなので料金もあまり変わりませんが、ヘアラインのアートメイクは個人によって施術の大きさが異なります。そのため、料金は一概にいくらかかるか言えませんが、ヘアライン全てとなると15万円前後が相場です。

部分であればもっと低価格で施術を行えますが、そこは悩みやカウンセリングの時点で考えると良いでしょう。注意点として、アートメイクを行う際は値段だけで決めることはやめておきましょう。

アートメイクは美容施術の中でも特に個人の技術が影響します。アートメイクの施術者をアートメイクアーティストと言いますが、アーティストの経験によって仕上がりは確実に変わります。

しっかりしたアーティストは自身のSNSを立ち上げ、症例写真を公開していることが多いので技術の高いアーティストが所属しているクリニックを見つけることをおすすめします。

また、アートメイクは医療行為になります。医師法でもアートメイクは「医師、または看護師の免許を持つ者」と明記されており、「施術場所は医療機関内である」と定められています。

エステや、個人で行うアートメイクは違法であり、信頼性や安全性に欠けるので、必ず美容クリニックで施術するようにしましょう。さらに、クリニックでも対応が悪いクリニックはアフターフォローが悪い可能性があります。

良いクリニックを見つけることで満足のいく施術を受けることが出来ます。おすすめの方法としては無料のカウンセリングだけでも受けに行ってください。そこでクリニックの雰囲気を感じ、対応を見てからクリニックを決めることが一番です。

今回はヘアラインのアートメイクに焦点を当てて解説しました。ヘアラインが気になっている方におすすめの美容施術です。

年齢からくるヘアラインの後退や、アンバランスなヘアラインを整えることで、悩みを解決してしまいましょう。小顔効果も期待できますよ。

また、アートメイクを行う際は信頼性の高いクリニックを選び、技術の高いアートメイクアーティストを選ぶことが満足いくための方法です。価格だけで選ぶことはやめておきましょう。

デメリットや注意点もありますが、ヘアラインのアートメイクを行うことで悩みが解決して自身に繋がるのは間違いありません！検討して良いクリニックを見つけてくださいね。