美容コラム
脇の黒ずみは脱毛が原因?脇の黒ずみを綺麗に消す方法とは
肩や腕を露出するノースリーブをおしゃれに着こなすためにも、女性にとって脇のきれいさは特に重要です。特にわき毛は多くの女性が気にするポイントであり、自宅での剃毛・クリニックやサロンでの脱毛を行う方も少なくありません。
そして、わき毛の次に気になるポイントが「脇の黒ずみ」です。脇は意外と、強い刺激を受けやすいデリケート部位であるため、ちょっとしたことが原因で黒ずんでしまいます。
そこで今回は、脇の黒ずみが発生する原因やメカニズムから、黒ずみの予防策と目立たせなくするための方法までを徹底解説します。いつまでも綺麗な脇でいたい方・脇の黒ずみが気になってきた方は、ぜひ参考にしてください。
1.脇に黒ずみが発生する原因は脱毛?
脇に黒ずみが発生する原因は、主に「自分で行う脱毛」です。自分で行う脱毛とは、いわゆる毛抜きでの脱毛・カミソリでの剃毛・専用クリームでの除毛などを含むムダ毛の自己処理を指します。
自己処理方法の中でも、特に黒ずみを加速させてしまう方法が毛抜き・カミソリを使ったムダ毛処理です。毛抜きは毛を抜くときに毛根・毛穴周辺の皮膚を同時に傷付けてしまい、カミソリはムダ毛とともに肌の表面を傷付けてしまいます。
脇の皮膚は、少しの刺激で大きな負担がかかってしまうほど、意外とデリケートな部分です。毛穴周辺や肌表面を傷付けてしまうと、色素沈着を起こしやすくなります。脇の黒ずみは、色素沈着を引き起こした結果の症状と言えるでしょう。
1-1.脱毛以外にも!脇の黒ずみとなる原因
脇に黒ずみができる原因は、自己処理による脱毛だけではありません。その他にも、下記の肌トラブルが理由で脇の黒ずみが発生してしまいます。
- 古い角質の汚れ
日ごろから脇をきれいに洗えておらず、古い角質の汚れが溜まっている場合、ターンオーバーが正常に行われることはありません。脇の皮膚表面に古い角質の汚れが溜まり、結果的に脇が黒ずんで見えてしまいます。 - 下着の摩擦刺激による色素沈着
脇の黒ずみは、下着の摩擦刺激によっても引き起こす可能性があります。サイズの合っていない、締め付けの強いブラジャーなどは、身体を動かすたびに摩擦が起こり、脇の黒ずみの原因となる色素沈着につながってしまいます。
2.脇に黒ずみができるメカニズム
脇の黒ずみの主な原因は、自分で行う脱毛(毛抜き・カミソリなど)や古い角質の汚れ・下着の摩擦刺激などが挙げられます。特に色素沈着は、黒ずみの原因として最も多いことが特徴です。では、脇の黒ずみはどのようなメカニズムで発生しているのでしょうか。
そもそも脇が黒ずんで見える色素沈着は、顔にできるシミの原因として代表的なメラニン色素が、肌に沈着した状態となります。毛抜きやカミソリなどの自己処理による強い刺激や摩擦で肌に負担がかかった場合、メラニン色素が過剰に分泌されます。
本来であれば、ターンオーバーにより生成されたメラニン色素は表面に押し出されることが一般的です。しかし、生活習慣の乱れやストレスなどによりターンオーバーのサイクルが崩れた場合、過剰分泌されたメラニン色素が正常に排出されず色素沈着を引き起こし、結果的に脇が黒ずんでしまうのです。
3.脇の黒ずみを予防する有効な対策
すでに引き起こしてしまった色素沈着や、脇の黒ずみを完全になくすことは困難です。なるべく脇の黒ずみに悩まず、いつまでもきれいで自身のある脇であり続けるためには、日ごろから黒ずみを予防しておくことが大切と言えます。
ここからは、脇の黒ずみを予防する有効な対策を紹介します。
3-1.脇のムダ毛をカミソリで剃らない
脇が黒ずんでしまう最大の原因は、自己処理にあります。カミソリは、シャワーを浴びながらサッとムダ毛の処理を済ませられるため、わき毛の自己処理においては特に用いられる方法です。しかしカミソリはムダ毛の処理とともに肌の表面も傷付けてしまうため、脇の黒ずみを加速させてしまいます。
そのため、脇のムダ毛を処理する時はカミソリの使用を控えてください。必要がない時はなるべく処理を控え、必要な時は比較的肌への負担が少ない電気シェーバーを使いましょう。
3-2.締め付けず通気性のよい下着に変える
ブラジャーやブラトップなど下着の締め付けが強すぎると、摩擦や圧迫により色素沈着を引き起こしやすくなってしまいます。加えて、通気性が悪ければ蒸れる原因にもなり得ます。脇が蒸れると古い角質の汚れが溜まる原因ともなる点に注意が必要です。
そのため、日ごろから少しきつめの下着を着用している場合は、締め付けが強すぎず、かつ通気性のよい素材の下着に変えましょう。低刺激が特徴的な、シルクやコットンといった天然素材の下着がおすすめです。
3-3.ビタミンCを積極的に摂取する
脇の黒ずみは、体の内側から予防・ケアすることも大切です。ビタミンCは、メラニン色素の過剰分泌を抑える働きを持っているため、日ごろから積極的に摂取するようにしましょう。
ビタミンCが豊富に含まれている代表的な食材には、緑黄色野菜・柑橘類の果物が挙げられます。また、ビタミンCは熱や水に弱いため、なるべく新鮮な状態で食べることがおすすめです。
4.脇の黒ずみは医療脱毛で治すことが可能?
脇の黒ずみは、医療脱毛の施術のみで完全になくすことはできません。医療脱毛で使用される脱毛機器に、黒ずみを解消する効果がないためです。なお、埋没毛が原因で黒いぶつぶつが目立つ場合は、医療脱毛で解消することができます。
しかし、医療脱毛で色素沈着の主な原因となる自己処理の機会が減れば、新たな黒ずみの発生を予防することは可能と言えます。ターンオーバーも正常なサイクルに戻りやすくなるため、メラニン色素の排出もスムーズとなるでしょう。
また、医療脱毛と医師から処方されるビタミン剤を併用することで、黒ずみの改善は期待できます。
4-1.脇の黒ずみを薄くするためにはアフターケアが重要
自己処理に限らず、医療脱毛においても肌に少なからずダメージを与えることとなるため、お手入れ後はアフターケアが重要です。アフターケアを怠ってしまうと、黒ずみだけでなく肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。
毛抜きやカミソリでの自己処理後や医療レーザー照射後の肌は、傷付いていたり乾燥していたりして、非常にデリケートな状態です。少しの刺激で大きな負担となり、ターンオーバーの乱れを招くおそれがあるため、自己処理や医療脱毛のあとは必ず入念に保湿をメインとした肌ケアを行いましょう。
また、医療脱毛後は紫外線対策も必須です。紫外線の刺激で肌荒れを引き起こしたり、次回の脱毛時に何らかの影響を及ぼす可能性があるため、低刺激の日焼け止めを塗ったり、衣服や日傘を使ったりして、しっかり紫外線対策を行いましょう。
5.脇の黒ずみに配慮した医療脱毛は「サクラアズクリニック」
まとめ
脇が黒ずんでしまう原因は、毛抜きやカミソリで行うムダ毛処理です。脇の肌を傷付けてしまうだけでなく黒ずみの原因ともなってしまうため、これまでムダ毛処理に毛抜きやカミソリを使用していた方は、なるべく控えましょう。
すでに発生してしまった脇の黒ずみは、完全になくすことができません。しかし、医療脱毛をして自己処理の頻度をほとんどなくしたり、肌のターンオーバーを正常なサイクルに戻したりすることで、ある程度目立たせなくすることが可能です。
脇の医療脱毛を検討している方は、両脇脱毛をお得な価格で受けられる美容皮膚科「サクラアズクリニック」にぜひご相談ください。