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美容コラム

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【サブシジョン】クレーター状のニキビ跡に効果絶大!おすすめの併用治療も紹介

ニキビ跡のクレーター

ニキビを潰したり間違ったケアをするとニキビ跡になります。

ポツポツと肌に深い穴が開いてしまうクレーター状のニキビ跡は、見た目に影響がでるため悩みになりやすく、治すのにも時間がかかるため精神的ダメージも伴います。

今ニキビ跡に悩んでいる方がいたら、一刻も早く治療を受けることをおすすめしますが、誤った知識や施術を受けるとニキビ跡がかえって悪化する可能性も考えざるを得ません。

クレーター状のニキビ跡には、アイスピック型、ボックス型、ローリング型の3タイプに分かれており、それぞれの特徴と自分のニキビ跡がどのタイプなのか知ることが、ニキビ跡治療を受ける上で重要です。

今回はニキビ跡に効果的なサブシジョンの効果や、ニキビ跡の種類、おすすめの併用治療などを詳しく解説していきます。ニキビ跡にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

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この記事を読めば分かること

ニキビ跡と瘢痕組織について

サブシジョン治療の効果

サブシジョンが効果的なクレーターの種類

サブシジョンにおすすめな併用治療

サブシジョンの治療頻度

1.ニキビ跡と瘢痕組織

瘢痕組織

ニキビ跡治療「サブシジョン」の理解を深めるため、まずは皮膚についてお話します。

切り傷や火傷などで皮膚が深いダメージを受けると傷跡が残りますよね。

その傷痕を瘢痕(はんこん)と言い、その深い瘢痕は瘢痕組織という組織で修復されます。

この瘢痕組織は線維が多く含まれており、硬くて伸縮性が乏しいというのが特長で、周りの皮膚組織が引っ張られます。

傷が治った後の皮膚がピーンと張っていたり、硬くしこりのようになっているのはそのためです。

ニキビが炎症を起こし、皮膚の深い組織まで破壊されてできたニキビ跡は、まさにこの瘢痕組織が作られることによって、皮膚が下に引っ張られてクレーター状にへこんでいるのです。

ニキビ跡のへこんでいる原因が分かったところで、次はニキビ跡のクレーターに効果的なサブシジョン治療について解説します。

2.サブシジョン治療とは

サブシジョン治療

ニキビ跡のクレーターは瘢痕組織によりへこみが生じているため、周りの皮膚組織と切り離して下に引っ張る力を解除するのがサブシジョン治療の目的です。

施術の概要を説明すると、へこんでいる皮膚の下に専用の針を挿入し、組織同士が癒着している部分を切り離すという流れになります。

剥離することで引っ張られている力が解除され、陥没していた皮膚が持ち上がり、肌表面を滑らかにするため、ニキビ跡のクレーターにはかなり効果の高い治療です。

今までダーマペン4やピコフラクショナル、コラーゲンピールなど、様々なニキビ跡治療を受けてもあまり効果が感じられなかった方は、サブシジョン治療が打開策となる可能性が大いにあります。

3.サブシジョンが効果的なクレーターの種類

クレーターの種類

ニキビ跡のクレーターに効果的な治療法であるサブシジョンですが、クレーターすべてに適用があるわけではありません。

まずニキビ跡のクレーターは、【アイスピック型・ボックス型・ローリング型】の3タイプに分類され、サブシジョンは特にローリング型タイプに効果が高い治療となります。

ローリング型のクレーターは、直径4mm以上の比較的緩やかな窪みであることが多く、クレーターの縁ははっきりとしていないのが特長です。

他のクレーターに比べると窪みの形状がなだらかなため、見る角度によっては目立ちにくいなんてこともありますが、皮膚の下では瘢痕組織が形成されて硬くなり(線維化)、周りの組織と癒着してしまっている状態です。

サブシジョンにより線維化した部分を引き剥がすことで、クレーター肌が大幅に改善する見込みがあります。

先述したとおりローリング型タイプのクレーターに効果的ですが、へこみが深いボックス型タイプなども皮下組織の癒着によってくぼんでいる可能性が高いので、そういった場合はローリング型同様、サブシジョン治療を行います。

ニキビ跡治療では、症状に合った適切な処置を行うことが最も重要なため、まずは自身の肌状態やニキビ跡の種類を知りましょう。

色んな種類のクレーターが混在しているケースもありますので、自分のニキビ跡を詳しく知りたい方は、一度美容クリニックに相談してみることをおすすめします。

大阪でニキビ跡治療を検討中の方もお気軽にサクラアズクリニック心斎橋院へご連絡ください。

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4.サブシジョンにおすすめな併用治療

ニキビ跡のクレーター治療に最適なサブシジョンは、ニキビ跡などで肌が硬くなってしまった方や、ダーマペンやレーザー治療で改善が見受けられなかった方にも推奨する治療法です。

また水疱瘡の痕や傷跡にも効果的で、サブシジョンを行う際にジュベルックやヒアルロン酸を併用する事で更に効果が得られます。(どの薬剤が合っているかはお気軽に当院へお尋ねください)

サブシジョン治療は通常、単独で行うよりも他の施術と併用して行うことが多いです。

その中でも当院で組み合わせることの多いおすすめの併用治療をご紹介します。

4-1.併用治療①ジュベルック

ジュベルックはポリ乳酸(PDLLA)と非架橋のヒアルロン酸が主成分の薬剤で、注入すると肌内部でコラーゲンとエラスチンの生成が促進され、傷跡や毛穴の開き、ニキビ跡の改善が期待できます。

さらに非架橋のヒアルロン酸には水を集める働きがあるため、肌の保水力がアップすることでハリや弾力、小じわなども改善が見込めます。

サブシジョンと併用することで更に皮膚が持ちあがり、再び皮下組織が癒着するのを防ぐことが可能です。

4-2.併用治療②ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は元々体内にある物質ですが、高い粘性と保水力に長けており、注入することで肌にハリや弾力をもたらし、しわやたるみを改善します。

また即効性が高いため、サブシジョンで切り離した箇所に注入すると、よりふっくらとさせるとともに再癒着を防ぎます。

5.サブシジョンの治療頻度

治療頻度

ニキビ跡、クレーターなどに効果の高いサブシジョン治療は、1回でも効果を実感していただけますが、1か月おきに3~6回程受けていただくと更に高い効果を得ることができます。

その後は年に1回のペースで受けていただくことをおすすめしています。

サブシジョン治療後は、内出血やむくみなどが発生するリスクがありますが、肌表面を切開したりせずに医療用の特殊な針を用いるため、傷跡が残らずダウンタイムが短く済むこともメリットの1つです。

6.よくある質問

Q1:他の治療で改善できなかったクレーターも治せますか?

A:クレーターのタイプにもよりますが改善できる可能性があります。

ニキビ跡のクレーターには主に3タイプあり、その中でもローリング型タイプや、深いボックス型のクレーターに効果的な治療です。

ニキビ跡治療では、肌やニキビ跡の状態に適切な治療を行うことが最も重要です。当院では患者様ひとり一人のニキビ跡に適した治療法を行っておりますので、一度ご相談ください。

Q2:サブシジョンのダウンタイムはありますか?

A:むくみや内出血などの症状がでる可能性があります。

どの症状も1週間程度で落ち着きます。また施術後は患部に刺激を与えてしまうようなことは避けて、十分な紫外線対策を行ってください。

Q3:傷跡が残りますか?

A:皮膚を切開する必要がないためほとんど残りません。

サブシジョンは皮膚の深い層に針を挿入し、組織の癒着を切り離して、クレーターなどの皮膚のへこみを改善する治療法です。

Q4:サブシジョンは1回で効果がありますか?

A:個人差がありますが、1回でも効果を実感できます。

ニキビ跡の状態によっては複数回受けていただくこともありますし、一度サブシジョンを受けたとしても、切断した組織が再癒着してしまう可能性もあります。

当院では再癒着を防ぐため、ジュベルックやヒアルロン酸などの併用治療もおすすめしております。

7.まとめ

ニキビ跡治療

サブシジョン治療はクレーター状のニキビ跡や、ダーマペンやレーザーなど多くのニキビ跡治療を受けても効果を実感できなかった方、水疱瘡の痕や深い傷跡に悩んでいる方などにおすすめの治療法です。

クレーター治療の新しい一手となるサブシジョン治療は、単独での施術でももちろん効果がありますが、他の施術と併用して治療することで更なる効果を発揮します。

当院では主にジュベルックやヒアルロン酸との併用治療を行っており、どちらもニキビ跡治療として高い効果があることを感じております。

大阪でニキビ跡治療を検討中の方や、クレーター肌に悩んでいる方は、ぜひサクラアズクリニック心斎橋院へお気軽にご相談ください。

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