サクラアズクリニックは、美容を医療の視点で考え、女性目線で患者様一人ひとりのお悩みにきめ細かく寄り添います。

美容コラム

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ボトックス注射 効果 副作用

ボトックス注射をはじめ、効果が高かったり即効性が強い医薬品というのは、多かれ少なかれ必ず副作用というものが存在する事を認識しておきましょう。

副作用の程度は人それぞれ体質的な差があるのが普通で、同じ量のボトックス注射であっても個人個人で違いがある点を踏まておく事が肝心です。顔のシワ軽減に強い効果をもたらしてくれるボトックス注射と安全に付き合っていくためにも、注射によって発生しうる副作用について一般的な知識をしっかりと学んでおく事がリスクの低いビューティーケアへと繋がるのです。

ボトックス注射というのは、筋弛緩作用を持つ「ボツリヌス菌」を基本成分としています。ボツリヌス菌は元々は毒性のある菌である一方で、医療に効果的に転用する事も可能であり、それを利用して表情菌の弛緩作用を促したり片頭痛改善に役立てているのです。「毒」と表現すると恐ろしいイメージですが、どんな「薬」も使い方次第で健康にも不健康にもなるのが常識だと知っておきましょう。

肝心なのは上手に使いこなす事であり、それだけに腕が良く信頼できる美容クリニックで注射してもらう事が最重要ポイントだと言えるでしょう。ボトックス注射の気になる具体的な副作用ですが、比較的多く見受けられるのが「頭痛」「眼瞼下垂」「注射部疼痛」などが挙げられます。その中でも注射部疼痛に該当するのが、異物に対する生態反応であるアレルギーやアナフィラキシーショックです。

ハチに刺された時などに起こる生態反応として有名ですが、ボトックス注射でもある程度の確率で発生するケースが報告されています。とは言っても深刻になる事はあまりなく、正しい知識を持った医師ならこういった症状も適切に対応処置してくれるでしょう。とは言え思わぬ症状が起こる可能性もゼロではありませんので、ボトックス注射の際は必ず過去の病歴やアレルギーについて申告しておく事が大切です。

上記で紹介した副作用は比較的一般的な部類で、そこまで深刻に捉える必要はありません。一番注意すべき副作用は「胎児への影響」です。ボツリヌス菌注入は成人なら適量注射で健康リスクは最小限に抑える事ができますが、妊婦への注射は非常に危険なので禁忌とされているのです。ボトックス注射による胎児への悪影響は海外でも認められているので、妊娠中の女性は絶対にボトックス注射をしないようにしておきましょう。

理想的な美容ケアを安全に実行するためにも、副作用に対する常識はしっかり認識しておく事が大切です。効果が強いボトックス注射を安全に使い続けるためにも、日ごろから副作用に関する事はよく調べておきましょう。美容も大切な事ですが、健康はもっと優先順位が高い事柄と、改めて再確認しておく事が大切なのです。